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三浦大輔
刺激を求めて
生き残るために
この間、メジャーリーガーの上原浩治選手が移籍をしました。
同世代の私としては、40歳を超えても、
一流の場所で活躍している姿は、励みになります。
上原選手の著書の中で、今のピッチングスタイルに
至るまでのことが記されていました。
彼の球種は2種類しかないそうです。
143㎞前後のストレートと、スプリット(落ちるボール)。
読売巨人に在籍していた時に、
同僚だった工藤公康投手(現ソフトバンク監督)に、
球種を増やすべきか、相談をしたところ、
「今持っている球種を磨いた方がよい」と言われたそうです。
そのアドバイスを参考に、さまざま考えて、
今のスタイルに至ったそうです。
このことは「物事を絞って考える」という答えが出ます。
私達は、豊富な種類の商品を、たくさん持っている方が、
よいと思っている率が高いと思っています。
でも、多くすることで力が分散し、マイナスになる事項が多くなって来ます。
何かに特化することで、それを十分に磨きあげ、
制度の高いボール(商品など)を完成することで、
打者を打ち取ったり、他者との差別化ができるのだと考えます。
しかし、数多くの物の中から、ひとつを選ぶことは勇気がいることです。
トップの舞台で活躍している人たちは、どこかの場面で、
勇気のいる決断をしています。
そうすることで生き残っているわけです。
上原投手とはやり方は異なりますが、
元広島の黒田投手もメジャーで生き残るために、投球スタイルを変えました。
ふたりの共通点は、常識から考えずに、自分から考えているといった点で一致しています。
自分の今後の人生において、よい考え方の手本を教えていただいています。
多くの人から学び、行動していく気持ちが強くなりました。
インフルエンザも、ノロウィルスも流行っています。
予防し、よい年末年始を迎えられるのようにしていきましょう。
リケンホームページに来て下さって、有難うございます。